そんな疑問にお答えします。
友人に「お金を貯めて将来FIREしようと思ってる」と話すと結構な確率で言われるのが、
こんな感じのセリフです。
確かに会社員として働いているうちは毎日8時間くらい仕事しているので、FIREしてその時間が丸々無くなったら暇になるんじゃないかと思ってしまう人もいるかと思います。
でも、僕はそうは思いません。
むしろ、定年まで働いた後だと、新しいことを始めようとしても時間と体力の問題で難しい場合があるので、早くFIREすればするほどリタイア後の生活は豊かになると思っています。
そんな友人たちに向けて当記事では、FIREすると暇で後悔するのではという問いに対する意見を述べたいと思います。
目次
「FIREしても暇でつらくならない?」という問いに対する答え
仕事の悩みがやることがなくて暇という悩みに変わるだけ
FIREして暇になるというのは悩みごとの一つですが、ほとんどの人間は何かしらの悩みを抱えて生きています。
働いている人の悩みの大半は仕事に関する悩みなので、その悩みが代わりに暇という悩みに変わるだけです。
そもそも、あなたは暇だから仕事をしているんでしょうか?
仕事が楽しくて毎日が充実している人ももちろんいるかと思いますが、会社員として働いている人の大半は、生活するためのお金を稼ぐために働いている場合がほとんどだと思います。
働くということは生活するための手段であって、目的ではないはずです。
働くこと自体が楽しくて目的としている人は、そもそもFIREを目指そうなんて考えることはないですし、する必要もないと思います。
どうしても暇で他にやることも見つからなければ、また働き始めれば良いだけの話だと思います。
お金の心配がなければ好きな事に挑戦できる
先ほども話した通り、多くの人はお金のためにやりたくもない仕事でも我慢してやっています。
では、もしお金の心配がなかったらどうでしょうか?
誰しも、子どもの頃は将来の夢があったはずで、本当に最初から会社員や公務員になりたかった人は少ないはず。
もちろん、FIREしたからといって何にでもなれるわけではありません。
でも本当はやりたかったけど、お金の問題で挑戦できなかったことに挑戦することはできるようになります。
そうなったら暇に感じるどころか、FIRE前より時間が足りなく感じるはずです。
1日に与えられた時間は24時間で平等
1日に与えられた平等は24時間で、これはどんな貧乏人や金持ちでも同じです。
会社員として働いているうちは、24時間のうちの約3分の1を仕事に使っていることになります。
何度も言いますが、多くの人はお金のためにやりたくもない仕事でも我慢してやっています。
FIREをすれば、この約8時間をすべて自由に使うことができます。
これって素晴らしいことだと思いませんか?
他にも、例えば旅行に行きたいと思っても、「次の日は仕事だからあまり遅くなれないな・・・」という理由で遠出を断念したりすることもあると思います。
次の日の仕事のために、休みの日の行動にも制限がかけられているということですね。
仕事の心配がなくなれば、翌日のことを気にせず、時間ギリギリまで好きな事をすることができます。
暇すぎてつらいという心配は実際にそうなってから考えれば良い
もし今あなたにFIREできるほどのお金があって、毎日の仕事が楽しいと思えないのであれば、暇になるかどうかは気にせずにFIREすべきだと思います。
暇すぎてつらいという心配は、実際にそうなってから考えれば良いんです。
今まで時間がなくてできなかった趣味を始めても良いし、働くのが好きだったと気づいたならまた働き始めれば良いだけです。
まとめ
今回は「FIREしても暇でつらくならない?」という問いに対する意見を述べさせてもらいました。
とは言ったものの、FIREする前に何をすべきかを考えておいた方が良いのは間違いないです。
本当に何も考えずにFIREしてしまうと、やることがなくなって暇になってしまうということもあり得ます。
また、やりたいことを考えた結果、想定よりもお金が必要になってしまうことも考えられます。
ですが、この問題は事前にライフプラン表を作って、ある程度計画的にFIREすれば解決できる問題だと思います。
FIREできるお金があるのに、暇だからという理由でやりたくもない仕事を続けるくらいなら、FIREして自分がやっていて楽しいと思えることに挑戦してみてはいかがでしょうか。