【効率2倍以上】時代は「つもり貯金」から「つもり投資」へ
つもり貯金だけだとお金がなかなか貯まらないな・・・。もっと効率が良い方法はないかな?

そんな疑問にお答えします。

つもり貯金は無駄遣いを防いだ満足感を得られつつ貯金もできる方法です。

でも衝動買いが多い人や買い物の金額が大きい人でもない限り、1回で貯まる金額はそこまで多くはないですよね。

例えば1回の金額が100円の人が週2回買い物を我慢しても、1ヶ月に貯金できる金額は800円です。

800円でも外食1回分にはなるので馬鹿にはできませんが、我慢するストレスがかかることを考えると少々物足りない気もしますね。

 

そんなあなたにおすすめなのが、我慢したお金を貯金ではなく投資に回すつもり投資です。

当記事では、「つもり貯金」から「つもり投資」に切り替えるメリットやおすすめの方法を解説します。

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「つもり投資」とは

「つもり投資」とは、読んで字のごとく、買い物を我慢したときに、買ったつもりで浮いたお金を投資に回す方法です。

なしば
明確に言葉の定義があるのではなく、僕がそう呼んでいるだけです(笑)

最近は投資環境も整備され、誰でもネットの証券口座で小額から投資ができる時代になってきています。

投資には様々な手法がありますが、つもり投資と相性が良いのは、毎月コツコツとインデックスファンドという投資信託を買い続ける、インデックス投資です。

インデックス投資の始め方については下記の記事で解説しているので、是非こちらも参考にしてください。

つもり投資のメリット

つもり投資にはつもり貯金にはないメリットがいくつもあります。

効率良く資産形成できる

貯金ではなく投資に回すメリットは、資産の形成スピードが何倍にもなることです。

短期間ではそこまでの違いはありませんが、30年間という長いスパンで考えると、2倍以上の差があります。

出典:楽天証券積立かんたんシミュレーション(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/smartphone/saving/simulation/)

 

上のグラフは、毎月1000円を30年間投資に積み立てた場合のシミュレーションです。

積立金額が360,000円なのに対して、30年後の総額は832,259円と2倍以上の金額にまで膨れ上がっています。

このように投資で得られる複利の力を使うことで、貯金に回すよりも何倍ものスピードで資産を増やすことが可能になります。

気軽に使いにくいので無駄遣いを防げる

つもり投資は我慢したお金を証券口座のインデックスファンドという形に変えて保有することになります。

お金に換えて使う時は一度インデックスファンドを売却する必要があり、売却時には運用して得られた利益に対して税金がかかります。

そのため、貯金に比べて気軽に使いにくいという点がありますが、気軽に使いにくいからこそ、無駄遣いを防いでお金を貯めやすいとポジティブに考えるともできます。

元々浮いたお金なので減ってもダメージが少ない

必ず儲かる投資なんてものは世の中には存在しないので、運が悪いと投資した金額よりも下がってしまうこともあります。

意気込んで投資したお金が減ってしまうとショックも大きいですが、つもり投資で投資したお金は元々何かを買おうとしたときに我慢した時に浮いたお金です。

我慢した、しなかったどちらにせよ手元からはなくなっていたお金だったと思えば、万が一減ってしまってもメンタル的なダメージは少なくてすみます。

つもり投資のデメリット

メリットのところでも話しましたが、必ず儲かる投資なんてものは世の中には存在しません。

そのため、運が悪いと投資した金額よりも減ってしまう可能性もあります。

ただし、先ほど紹介したインデックス投資は言わば世界経済に投資する手法であり、世界経済は長期的には成長し続けているため、投資期間が長期になるほど運用成績は安定します。

短期的には資産が減ってしまう時期もありますが、長期的に見れば資産は増え続けるので、長い目で考えてコツコツと投資していきましょう。

おすすめのつもり投資のやり方

最後に僕が実践しているつもり投資のやり方を紹介したいと思います。

なしば
と言っても、そこまで特殊なことをしているわけではないので、参考までに見てもらえればと思います(笑)

①買い物を我慢したときにメモをする

買い物を我慢した時に、こんな感じのメモを取ります。

・日時
・我慢したこと
・金額

なしば
僕がメモを取るときは次のアプリを使っています。


finbeeはつもり貯金用のアプリで銀行口座と連携して自動で貯金をしたりすることができるアプリですが、無料で使えて、ただ金額をメモするだけでも十分便利です。

もちろんこのアプリに限らず、自分がメモしやすい方法ならなんでも良いと思います。

②月の最後にまとめて投資する

月の最後に、その月のメモした金額でインデックスファンドを購入します。

まとめて購入する理由は、我慢してお金が浮くたびにネットの証券口座を開く⇒インデックスファンドを購入するのが面倒だからです。

世の中にはつもり投資用のアプリなんかもあったりしますが、月額利用料がかかったり、メインの証券口座と別で管理しなくてはいけなかったりします。

この方法なら1ヶ月に1回ネットの証券口座にログインしてインデックスファンドを購入するだけで良いので、手間も少なくて済みます。

なしば
僕は毎月国債も積み立てていますが、国債は自動積立設定ができないので、国債を買うついでにつもり投資分のインデックスファンドも買っています。

③ひたすた放置する

あとはひたすら放置するだけです。

先ほどから説明している通り、インデックス投資は長期投資を前提にしているため、一度投資したら基本的には引き出すことはありません。

ただし、どうしてもお金が必要になった時は、その時の評価額が上がっていようが下がっていようが躊躇なく売ってお金に換えてしまいましょう。

まとめ

投資ブームにより、投資環境も整備され、誰でもネットの証券口座で小額から投資ができる時代になってきています。

買い物を我慢したお金を貯金として持っておくのではなく、投資に回すことで将来何倍にも膨れ上がる可能性があります。

どうせ我慢しなければなくなっていたお金だと思って、つもり貯金ではなく、「つもり投資」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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