【最高の選択肢】実家暮らしは誰でもFIREできる恵まれた環境!
社会人になっても実家で親と暮らしているけど、世間ではそういう人は「子供部屋おじさん」とか言って馬鹿にされているらしい・・・。収入的に余裕はないけど一人暮らしをしたほうが良いのかな?

そんな疑問にお答えします。

 

社会人になると、周りの人も実家を出て一人暮らしを始める人が増え、いつまでも実家暮らしをしていて良いのか不安になってしまいますよね。

最近では大人になっても実家暮らしの人を子供部屋おじさんなんて揶揄する風潮もあり、その不安はどんどん増していることと思います。

ですが、実家暮らしは恵まれた環境の人しかできない賢い選択なんです。

実家暮らしの人なら誰でもFIREすることが可能なんです。

当記事では、実家暮らしのメリットや、そもそもどれだけ恵まれていて賢しこい選択なのかを解説していきます。

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実家暮らしのメリット

実家暮らしには次のようなメリットがあります。

実家暮らしのメリット
  • 貯金ができる
  • 家事の負担が減る
  • 規則正しい生活を維持しやすい
  • 孤独を感じなくて済む

ぱんだくん
こう見ると結構メリットが多いね!

貯金ができる

実家暮らしの最大のメリットはなんといっても、家計の支出の3割程度を占める住居費がかからないことです。

東京で一人暮らしをする場合の家賃の相場は大体5~7万円くらいなので、この金額をまるまる貯金に回すことができ、年間にすると60万円以上を貯金することができます。

他にも、食費などの生活費は一人暮らしよりも複数人で暮らした方が、一人当あたりの金額は安くなる傾向にあるため、とにかくお金が貯まるようになります。

トータルで考えれば、一人暮らしと比べて100万円以上の差が出ると考えても良いでしょう。

なしば
家賃の代わりにお金を渡したとしても、生活費のスケールメリットの恩恵は受けられますし、家族間でお金の移動をしているだけなので、他人に支払う家賃よりも無駄が少なくて済みますね。

家事の負担が減る

一人暮らしの場合、料理から掃除、洗濯などすべての家事を一人でこなす必要がありますが、実家暮らしの場合は、家族と家事の分担を行うことで一人当たりの家事の負担を減らすことができます。

洗濯などの人数に応じて業務量が増える家事は負担を減らすことは難しいですが、料理や掃除などの人数が増えてもそこまで負担が増加しない家事については、生活費と同じくスケールメリットを受けることができます。

また、人数が増えたことで増える家事の負担については、ドラム式洗濯機・ロボット掃除機・食洗器の三種の神器をはじめとする時短家電を導入することで、負担を大きく軽減することができるようになり、両親にも喜ばれることでしょう。

規則正しい生活を維持しやすい

今まで実家暮らしだった人が一人暮らしを始めると、好きな時に好きなことができる自由さから生活が不規則になりがちです。

なしば
僕も実家暮らしのうちはそれなりに規則正しい生活をしていましたが、一人暮らしを始めてからは、毎日夜中までゲームをして、休みは午後まで寝ているという不規則な生活になりました。

ぱんだくん
あるあるだね・・・。

家族の目がある実家暮らしであれば、ある程度行動は制限されるため、一人暮らしに比べて規則正しい健康的な生活を維持できることが期待できます。

孤独を感じなくて済む

一人暮らしを始めて最初のうちは自由な時間が楽しくて気になりませんが、時間が経つにつれて、家に帰っても自分以外の人がいないことが寂しく感じるようになる場合があります。

恋人と同棲したり、結婚して新しい家族が出来れば問題ありませんが、そういうこともなくずっと一人暮らしをしているとあるとき急に孤独を感じてしまいます。

実家暮らしであれば、恋人ができない焦りなどはあっても孤独を感じることはなく、仕事などで嫌なことがあっても家族に相談することもできるので、一人で不安を抱え続けたりすることもなくなります。

 

FIREした後の悩みとして多いのが、会社というコミュニケーションの場を失うことによって孤独感に苛まれてしまうというものですが、実家暮らしなら家族が健在なうちはこの悩みも軽減されますね。

実家暮らしは恵まれていて賢い選択!

世の中では、「実家を出て自立しているほうが偉い」、「実家暮らしは甘え」のような風潮がありますが、本当にそうでしょうか?

地方に住んでいて実家から会社に通うのに何時間もかかるという場合は仕方のないことですが、会社から十分通勤でいる距離に実家があるのにわざわざ一人暮らしをして余計な支出をする必要はないのではないでしょうか?

両親が迷惑に感じているのであれば話は別ですが、両親との関係も良好で迷惑とも思われていない場合は誰も損することはなく、お金を入れれば両親の老後の備えにもなり、win-winの関係と言えるでしょう。

実家暮らしは、会社に通える距離に実家があり、両親が健在で関係も良好な人だけの特権なのです。

一人暮らしをしていなければ貯金は1,000万円増えた可能性も・・・

僕は社会人になり立ての頃は実家暮らしでしたが、同期が一人暮らしをしているのを見て羨ましくなり、社会人1年目の後半から一人暮らしを始めました。

新卒の時は給料が少なく、一人暮らしを始めてからはほとんど貯金ができない生活を続けていました。

今は転職して給料も増え、結婚して一人あたりの生活費も抑えられているので貯蓄できるようになりました。

でも、新卒の頃に変な見栄を張らずに実家に住ませてもらい、毎年100万円を貯金したり投資に回せていれば、今頃貯金は1,000万円以上増えていた可能性があるので、かなり後悔しています。

一時の見栄と羨ましいという気持ちで、FIREへの道のりが5年以上も遠のいたのです。

実家暮らしなら誰でもFIREできる!

メリットのところでもお伝えした通り、実家暮らしなら支出の大半を占める住居費がかかりません。

食費などの生活費も一人暮らしよりも複数人で暮らした方が、一人当あたりの金額は安くなる傾向にあるのもお伝えした通りです。

そのため、実家暮らしなら毎月の支出を大きく下げることが可能になります。

支出を下げることは、

①資産形成の速度を上げる
②FIREに必要な資産額を少なくする

このダブルの効果があるので、FIREを達成するまでの期間がグッと短くになります。

FIREに必要な資産額

FIREに必要な資産額を4パーセントルールで算出する場合の計算式は次の通りです。

FIREに必要な資産額=年間の生活費×25

実家暮らしなら生活費は10万円程度で済むでしょうから、FIREに必要な金額は次の通りになります。

FIREに必要な資産額=100万円×25=2,500万円

こう見るとなかなかの金額に感じてしまいますが、先ほども説明した通り、実家暮らしなら、そうでない人と比べて毎年100万円近くブーストして貯蓄することが可能です。

手取り年収が300万円の人でも年間生活費が100万円なら12~13年で達成できる見込みですし、投資をすればさらに年数は短縮できます。

12~13年で完全FIREというのは、一人暮らしや家族持ちの人から見れば嫉妬するレベルの早さですよね。

まとめ

社会人になっても実家暮らしを続けられている恵まれた環境にいる人は、特に必要性がなければわざわざ自立する必要はありません。

両親が健在で関係が良好なうちは実家に住ませてもらって将来に備えてお金を蓄えましょう。

毎月10万円を投資に回して3%で運用することができれば、8年間で1,000万円の資産を形成することができます。

1,000万円あれば、将来のパートナーとそれなりに豊かな生活を送ることもできますし、両親への恩返しに使うこともできますね。

世間の風潮や一時の一人暮らしへの憧れで、実家暮らしという貴重な特権を失わないように、慎重に考えるようにしましょう。

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