そんな疑問にお答えします。
毎日の習慣として、仕事の前や休憩中にコーヒーを買って飲んでいる人は多いんじゃないかと思います。
コーヒー好きの人にとっては、コーヒーを飲んでいる時間は人生を豊かにしてくれる至福の時間です。
でもコーヒーは1杯の値段はそこまで高くなくても、毎日飲んでいると意外と出費がかさんでしまいますよね。
コーヒーを飲まない人には「じゃあコーヒーを飲むのを辞めればいいじゃん」と思われるかもしれません。
ですが、先ほども話した通り、コーヒー好きの人にとっては、コーヒーを飲んでいる時間は人生を豊かにしてくれる至福の時間です。
我慢してストレスを貯めて節約するのでは、QOLの低下に繋がってしまいます。
そこで当記事では、コーヒー代を節約したときの効果や我慢せずに賢くコーヒー代を節約する方法を紹介したいと思います。
目次
年間のコーヒー代はどのくらい?
コーヒー1杯の値段はどこで買うかにもよりますが、コンビニの場合は100円程度、ドトールやスタバなどのカフェで買った場合は300円程度かと思います。
それぞれ年額に換算すると次のようになります。
カフェ:300円×365日=109,500円
毎日カフェで買った場合の金額は109,500円なので、40年間毎日買い続けたとするとその金額は4,380,000円にも上ります。
コーヒー代を投資に回した場合
僕たちFIREを目指す人間は、コーヒー代を貯金した場合の金額をそのまま考えるだけではいけません。
コーヒー代をそのまま全額投資に回した場合にいくらになるかを考えてみましょう。
出典:楽天証券積立かんたんシミュレーション(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/)
カフェで買った場合の金額300円を毎月積み立てて4%で資産運用した場合、40年後の資産額は約1千万円になります。
このようにシミュレーションをしてみると、コーヒー代を節約して投資に回すだけで多くのお金を貯められることがわかるかと思います。
▼積立投資の方法に関する記事はこちら▼
コーヒー代の節約方法
コーヒー代の節約効果がわかったところで、次は節約方法について考えましょう。
コーヒー代の節約方法は、ざっと挙げると下表の通りです。
方法 | おすすめ度 | 1杯の費用 | 毎月の費用 | 初期費用 |
コーヒーミル |
|
15円-50円 | 1,350円-4,500円 | 1,000円~ |
コーヒーメーカー |
|
15円-50円 | 1,350円-4,500円 | 10,000円~ |
ドリップコーヒーパック |
|
20-50円 | 1,200円-3,000円 | - |
インスタントコーヒー |
|
10-15円 | 600円-5,475円 | - |
※1日朝・昼の2杯飲むと仮定
※自分で挽く場合は1杯10g程度の豆を消費すると仮定
おすすめ度は1杯の値段ではなく味や手間、初期費用などを総合的に判定しています。
これらの方法について順に紹介していきます。
①コーヒーミル
僕が最もおすすめするのが、コーヒーミルを使って自分で豆を挽いて入れる方法です。
コーヒー豆の種類にもよりますが、1杯15円から高くても50円とリーズナブルな値段で飲むことができます。
また、値段が安いのはもちろんですが、味も缶コーヒーやインスタントコーヒーでは太刀打ちできない美味しさになります。
カルディにはたくさんの種類の豆が売っていていろいろな豆を買って楽しめますし、ポイントが貯まるとコーヒー豆とドリップ式のパックと交換できるスペシャルチケットが貰えるポイントカードもあります。
コーヒーミルには様々なものがありますが、僕はこちらの手動で挽くタイプを使用しています。
このコーヒーミルは値段は少々お高めですが、
- 豆を挽くグラインダー
- ペーパー不要のステンレス製マイクロフィルター
- コーヒードリップに適した細い注ぎ口付きドリップケトル
- タンブラー
これらがすべて一体となっているため、この製品1つで完結することができます。
コーヒーマシンと違って場所も取らないし、持ち運ぶこともできるのでキャンプで挽きたてのコーヒーを楽しむこともできます。
「朝から手動で豆を挽くなんてめんどくさいよ・・・」と思う人もいるかもしれません。
でも、朝だからこそ自分の手でコーヒー豆を挽くくらいの時間と気持ちに余裕があったほうが良いですし、豆を挽くことで目覚ましにもなります。
コーヒーの後の朝活が捗る事間違いなしなので、非常におすすめです。
②コーヒーメーカー
とはいえ、やはり豆をコーヒーミルで挽く労力や時間が惜しいという人もいるかと思います。
そんな方には全自動でコーヒーを作ってくれる全自動コーヒーメーカーがおすすめです。
マシン購入費で初期費用が掛かってしまうのとマシンを置くスペースが必要になってしまいますが、淹れたあとのコーヒーフィルターの処分や事前準備が必要ないのはお手軽ですね。
また、手動で入れるのとは違って、味にムラが出にくいのも自動であることの魅力の1つです。
僕はコーヒーミル派なのでコーヒーメーカーは所有していませんが、実家ではこちらのコーヒーメーカーを使用しています。
豆の挽き、注湯、ドリップ、保温のほか、ミルの洗浄まで全自動で行ってくれるので、お手入れも簡単でおすすめです。
③ドリップコーヒーパック
豆を自分で挽くのは敷居が高いという人には、ドリップコーヒーパックがおすすめです。
カップに乗せてお湯を注ぐだけで毎回新鮮なコーヒーを手軽に楽しめるのがドリップコーヒーパックの魅力です。
1杯あたりの値段もコーヒー豆を挽いた場合とほとんど変わらず、初期費用もかからないので経済的なメリットは高いです。
また、インスタントコーヒーより味も良いですし、会社にも気軽に持ち込むことができます。
今はコーヒー豆を挽く時間すらない時に手軽に飲めるように常備しています。
④インスタントコーヒー
コーヒーの味にそこまでこだわりはない、眠気が覚めればそれで十分という人にはインスタントコーヒーがおすすめです。
インスタントコーヒーは他の方法で入れるコーヒーに比べると味は落ちますが、費用は最も安く済み、コーヒー豆のカスを捨てる必要もないので最もお手軽にコーヒーを飲むことができます。
番外編:水だしアイスコーヒー
コーヒー豆を挽いて自分で入れる場合に困るのが、夏場に飲みたくなるアイスコーヒーを作るときです。
ホットで飲む場合と比べて、氷が溶けて薄くなるのを見越して入れる必要があるため、美味しく入れる難易度が上がります。
そんな時におすすめなのが、水出しコーヒーのパックです。
パックを一晩水に浸けておくだけで美味しいアイスコーヒーを作ることができます。
1杯あたり20円程度でコーヒー豆を挽いた場合と差はなく、お手軽に美味しいアイスコーヒーを楽しむことができます。
パックやペットボトルのアイスコーヒーでは満足できないという人におすすめです。
まとめ
コーヒーは初期費用や多少の手間はかかるものの、自分で淹れることで長い目でみるとかなりの金額を節約することができます。
また、その金額を投資に回した場合、運用結果次第で1千万円以上の資産を築くことができます。
淹れる過程を楽しむのもコーヒーの魅力のひとつです。
時間と気持ちに余裕を持って、優雅なひと時を過ごせるように工夫してみてはいかがでしょうか。