そんな疑問にお答えします。
ふるさと納税の返礼品は食材から日用品、電子機器まで様々な物がラインナップされていて、何を選ぶべきなのかなかなか決められないですよね。
もちろん高級なお肉や海鮮などを選んでたまの贅沢をするのも悪くはないですが、ふるさと納税を無駄なく上手に活用することで節約に大きく役立てることができます。
そこで当記事では、ふるさと納税を活用した節約術や節約におすすめの返礼品について紹介したいと思います。
ふるさと納税とは
ふるさと納税は、簡単に言えば実質2,000円の自己負担で寄付した自治体からお肉やお米などの豪華な返礼品がもらえる制度です。
例えば、自治体を選んで50,000円を寄付した場合、自己負担額の2,000円を引いた48,000円が翌年の税金から引かれる(=控除される)ことになります。
払ったお金が戻ってくるのではなく、翌年の税金が寄付した分だけ安くなるということですね。
ふるさと納税の詳しい解説や手続きの方法については別の記事で紹介しているので、こちらも是非参考にしてください。
ふるさと納税の返礼品で賄える食品・日用品
ふるさと納税の返礼品と言えば、高級なお肉やカニ・ウニ・いくらなどの豪華な物をイメージしてしまいますね。
でも実は、普段の生活で日常的に消耗している食材や日用品なんかが返礼品になっている自治体もあります。
ふるさと納税を活用した節約術は、このような普段使いする食品や日用品を選んでふるさと納税をすることになります。
普段使いする食品や日用品でふるさと納税の返礼品となっている物には次のような物があります。
- お米
- 豚肉セット
- トイレットペーパー・ボックスティッシュ
- ベビー用品(おむつ・おしりふき)
上記について、おすすめの理由と僕が利用している楽天ふるさと納税のおすすめ品を紹介します。
お米
日本では、ほぼ毎日お米を食べている家庭が大多数かと思います。
お米は5キロあたり1,800~2,000円くらいが一般的な相場です。
例として、大人2人、子ども2人の4人家族が消費するお米の量は1ヶ月あたり20キロ程度と言われているので、金額にすると毎月約8,000円程度がお米代として使用されていることになります。
年間に換算すると約96,000円になるので、なかなか馬鹿にならない金額ですね。
そんなお米ですが、10,000円の寄付で12~15キロのお米をふるさと納税の返礼品として選ぶことができます。
例えば年収500万円の共働き夫婦の人の場合、寄付の上限額は61,000円なので、6回分の寄付で約80キロのお米が返礼品としてもらえることになります。
80キロは上の例で挙げた4人家族の4か月分の消費量に相当するので、
となり、年間で約3万円の節約になります。
特に返礼品に欲しい物がなかったらとりあえずお米を選べば間違いないでしょう。
|
豚肉セット
自炊をする人にとって、豚肉は牛肉と比べると安価で買うことができ、主力の食材となっている場合が多いかと思います。
ふるさと納税には15,000円の寄付で約4キロの豚肉セットが返礼品として用意されています。
国産豚肉の平均相場は100グラムあたり約260円と言われているので、4キロというのは約10,000円分に相当します。
量で換算すると、1人前の豚肉が100~150グラムと考えると、40食分以上の量に相当することになります。
豚肉はいろんな料理に使える便利な食材なので、お米と同じくらいおすすめの返礼品です。
|
トイレットペーパー・ボックスティッシュ
トイレットペーパーやボックスティッシュといった日用品も返礼品として用意されています。
例えば、トイレットペーパーは15,000円の寄付で約64ロールが返礼品として貰えます。
普通に買うと8ロールで約550円なので、64ロールは約4,400円相当に相当します。
お米や豚肉に比べると還元率はいまいちですが、トイレットペーパーやボックスティッシュは生活必需品なので、節約という観点でいえば選択肢のひとつになります。
|
|
ベビー用品(おむつ・おしりふき)
小さいお子さんがいる人には、ベビー用品もおすすめです。
例えば、おむつは15,000円の寄付で3袋が返礼品として貰えます。
おむつ3袋は約4,200円相当なので、トイレットペーパーと同じくらいの還元率になります。
|
|
まとめ
節約を意識して返礼品を選ぶときは、還元率に惑わされないで普段使いするものを選ぶようにしましょう。
ただし、今回紹介した返礼品はほとんどが生活必需品と言っていいレベルの物なので、普段からすべて購入している人は最も還元率が高いお米を選んで、浮いたお金で残りを普通に購入するのがおすすめです。
ふるさと納税を寄付上限額いっぱいまで活用して、生活費の節約に活用してみてはいかがでしょうか。