そんな疑問にお答えします。
あなたは自分の人生でやりたい事は決まっていますか?
大半の人は、日々を生きるので精いっぱいで、自分の人生を振り返る機会は少ないのではないかと思います。
そんな人に是非やってもらいたいのが、自分の人生における価値観を整理した『価値観マップ』を作成することです。
当記事では、価値観マップを作成するメリットや作り方・作成例を紹介したいと思います。
目次
価値観マップとは
価値観マップとは、自分がどんなことをすべきか、何をすれば幸せなのかを整理したマインドマップです。
通称、『人生の羅針盤』と呼ばれています。
Youtubeで大人気のリベラルアーツ大学の両学長が提唱しています。
価値観マップを作るメリット
価値観マップを作るメリットは次の通りです。
- 人生の中で選択を迫られたときの指標になる
- 具体的な行動に落とし込んで考えることができる
- 自分にとって何が幸せなのかがわかり、人生の充実度が上がる
- 自己発見が得られる
人生の中で選択を迫られたときの指標になる
人は大小問わず様々な選択をしながら生きています。
例えば、
- 転職をするか
- 副業を始めるか
- 休日は何をして過ごすのか
などです。
転職の例だと、今の会社は給料は良いけど、自分にとってやりがいのある仕事ではないので転職を考えているとします。
この時にお金を稼ぐことがなにより優先されるのであれば、今の会社に残り続けるべきかもしれません。
一方で、お金ではなく、仕事のやりがいを優先するのであれば、多少給料が下がる可能性があっても転職を決断すべきでしょう。
このように、価値観マップを作って自分にとって何が優先されるのかを分析しておくことで、重要な場面で最適な選択をするための指標になります。
具体的な行動に落とし込んで考えることができる
価値観マップを作ることで、自分が人生でやりたいこと、なりたい将来が見えてきます。
そのなりたい将来の中には、今のまま生活していては達成できないことも含まれていることでしょう。
例えば、
と考えているAさんがいるとしましょう。
この場合、普通に貯金をするだけだと、毎月約33万円もの金額を貯金に回す必要があるので、目標を達成するのは難しいですよね。
では、多少のリスクを取って毎月5%のリターンが見込めるインデックスファンドに投資を始めてみた場合はどうでしょうか。
毎月約16万円の積み立て額で目標を達成することができるようになり、ぐっと目標に近づくことができます。
このように、人生のやりたいことが明確になることで、これから自分は何をしていく必要があるのかを具体的な行動レベルに落とし込んで考えることができるようになります。
また、自分の年齢ごとにやりたいことを分けてリスト化する『タイムバケット』という思考ツールもあります。
やりたいことをやる時期を明確化することで、より具体的なアクションプランを作成することができるようになります。
別の記事で紹介しているので、是非こちらも参考にしてみてください!
自分にとって何が幸せなのかがわかり、人生の充実度が上がる
価値観マップに整理することで、自分にとって何をすれば、どうすれば幸せを感じるのかがわかるようになります。
自分が幸せを感じることを優先することができるので、それだけで人生の充実度が上がります。
たくさんの友人といろんな場所で遊ぶのが好きな人もいれば、自分一人で自宅で静かに過ごすのが幸せな人もいます。
自分には自分の幸せがあることを理解していれば、他人が楽しんでいることを自分は楽しめないからと言って悲観的にならずに済むようになります。
価値観マップの例
価値観マップの作り方を紹介する前に、僕が作った価値観マップの例を置いておきます。
またまだブラッシュアップの途中ですし、他の人のように高尚なモノではないですが、これくらいのモノで良いんだと気軽に考えてもらえれば幸いです。
価値観マップの作り方
価値観マップの作り方を紹介していきます。
- マインドマップツールの準備
- テンプレートの質問に沿って回答を記入していく
- 自分以外の人に見てもらい、突っ込みをしてもらう
- 定期的に見直す
①マインドマップツールの準備
価値観マップはマインドマップという図に起こしながら作成します。
紙とペンでも作ることは可能ですが、修正が多くなることや、自分以外の人にも見てもらうことも考えるとWeb上のツールを使用するのが良いと思います。
②テンプレートの質問に沿って回答を記入していく
ツールを用意したらさっそくマインドマップを作っていきます。
価値観マップを作る際のテンプレートの質問があるので、それに沿って回答を記入していきましょう。
- 何を大切にして生きているのか?
- 自分にとっての幸せとは?
- 何をどうしたくて今ここにいるのか?
- 人生のやりたいこと
最初から完璧にする必要はないので、思いついたことをどんどん書いていきましょう。
一通り回答を記入し終えたら、回答に対して「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」というようにセルフ突っ込みをしていきましょう。
セルフ突っ込みをすることで、さらに内容が深まり、目標を達成するにはどうすれば良いのか具体的なアクションプランが見えてきます。
③自分以外の人に見てもらい、突っ込みをしてもらう
②までの手順でも価値観マップは完成します。
ですが、最後に作ったマップを自分以外の人に見てもらうことで、新たな自己発見につながる可能性があります。
また、パートナーや親しい友人に見てもらうことで、一緒に一つの目標に対して協力して行動することもできるようになるかもしれません。
恥ずかしいかもしれませんが、自分の価値観マップをより良い物にしていくためにも、まずは周りの近しい人たちに見てもらいましょう。
④定期的に見直す
価値観マップは一度作ったら終わりではありません。
時々価値観マップを点検しながら、自分の現在の価値観を見直すようにしましょう。
まとめ
価値観マップを作ると次のようなメリットを得ることができます。
- 人生の中で選択を迫られたときの指標になる
- 具体的な行動に落とし込んで考えることができる
- 自分にとって何が幸せなのかがわかり、人生の充実度が上がる
- 自己発見が得られる
人生は有限なので、生きてるうちに出来ることには限りがあります。
死ぬときに満足のいく人生だったと思えるように、価値観マップを作ってみて、自分がどのような人生を送りたいのかを整理してみてはいかがでしょうか。
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