こんな方におすすめです。
ざっくりとしたFIREまでの希望年数はあるけど、それが現実的に達成可能な目標なのかわからず、「なんとなく15年くらいで達成できれば良いや」と考えてはいませんか?
FIREまでの目標を立てることはモチベーションの維持にもつながりますし、それが具体的であればあるほど計画的に生活することができます。
そこで当記事では、FIREまでの具体的な目標を立てるためのFIREの設計書を公開したいと思います。
Web上に似たような物があるかもしれませんがご容赦ください。
注意ポイント
当ファイルのシミュレーションが原因でトラブルが発生いたしましても作成者は一切の責任を負いかねます。
FIREの設計書の使い方
当記事で公開するFIREの設計書はGoogleスプレッドシートで作成しています。
下記のボタンよりGoogleスプレッドシートの画面を開きます。
上記のGoogleスプレッドシートはそのままでは「閲覧のみ」の権限になっているため、ご自身のGoogleアカウントでログインし、ご自身のGoogleドライブにコピーして使用してください。
モバイルの場合:右上の「:」→共有とエクスポート→コピーの作成でマイライブに保存
FIREの設計書の構成
設計書の構成は次の通りです。
- 家計状況
- 個人バランスシート
- キャッシュフロー表
- 目標・達成見込み
ライフプランを立てる際に使われるツールに入力することでFIREの達成見込みを算出することができるようになっています。
家計状況
毎月の家計の支出を入力するシートです。
月の支出を入力すると年間のトータル支出や構成比が表示されます。
個人バランスシート
現在の資産と負債を入力するシートです。
資産と負債を入力することで、純資産額やバランスシートや資産・負債の構成比率のグラフが表示されます。
キャッシュフロー表
家族のライフイベントや収入・支出を時系列にまとめた表です。
灰色のセルは他のシートで入力した情報から自動で計算されます。
収入や基本生活費、教育などの変動する金額については、変動率を設定することで未来の金額を想定で計算しています。
また、資産運用時の想定利回りも変動率欄に入力することで、資産運用を含めた資産形成額を算出することができます。
目標・達成見込み
FIRE達成までの目標年数やサイドFIRE時の年間収入を入力すると、目標までの年数経過時点での想定資産額やFIREに必要な資産額、必要な資産額と現在の資産額の差などが表示されます。
また、これまで入力した結果から、最短でFIREを達成できる見込み年数と、サイドFIREの場合の見込み年数を確認することができます。
まとめ
今回作成したFIREの設計書は、個人バランスシートやキャッシュフローなどライフプランを立てる際に使用するツールをベースにしており、FIREまでの目標年数をシミュレーションするだけでなく、そのままライフプランニングに使用できるように考えて作りました。
なるべくシンプルになるように作成したので、他の方が公開しているようなものに比べるとショボいかもしれませんが、ライトにシミュレーションしたい場合は気軽に使用できるかと思います。
是非FIREのシミュレーションにご活用ください。