【最大の節約】家賃を節約する3つの方法
家賃が高すぎて全然貯金ができない・・・。家賃を節約する良い方法がないかな?

そんな疑問にお答えします。

 

この記事を書いている僕は、大手町までアクセス45分の東京23区内、最寄り駅徒歩15分、築23年の3LDKのマンションに家族3人で住んでおり、家賃は9万円代に抑えています。

 

家賃は毎月の出費の大半を占める負担の大きい固定費です。

他の固定費だと水道代や電気代などの光熱費などがありますが、頑張ったとしても月1,000~2,000円の節約が限界ですし、倹約すぎるとストレスが溜まってしまいます。

 

一方で、家賃は元価格が大きい分、工夫次第で月1万円以上を節約することも難しくありませんし、家賃を0円にすることも可能です。

家賃は一度下げてしまえばあとは何も我慢する必要がないので精神衛生上も良いですね。

 

当記事では、そんな毎月の固定費の大半を占め、節約効果が高い家賃を節約する方法について紹介していきます。

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家賃が安い家に住み替える

最も簡単な方法は今よりも家賃が安い家に住み替えることです。

家賃が安い家に住み替える際のポイントは次の通りです。

物件探しは5月や11月にする

1~4月は、新社会人や受験に合格した大学生が拠点を移すにあたって引越しをするので、不動産業者や引越し業者は繁忙期になります。

不動産業者は忙しいので家賃交渉をしてもめんどくさがられてしまいますし、そもそもお客さんが多いので簡単に成約できるので、面倒な客を相手にする必要がありません。

家賃も強気の価格設定になっている場合が多く、引越し業者の料金も高めになっている場合が多いので、節約目的で引越しをする場合は繁忙期の1~4月ではなく、閑散期の5月や11月を狙うのがおすすめです。

5月や11月は、繁忙期で入居者を獲得できなかった物件のオーナーが少しでも空室の期間を短くするために、多少家賃を下げてでも入居者を入れて家賃収入を確保したいという心理から家賃が安めに設定される傾向があります。

また、不動産業者の営業マンにとっては、1件でも多く契約して仲介手数料を稼ぐのが自分の成績アップにつながるため、契約した物件の家賃はあまり関係がありません。

なので、契約が成立しづらい閑散期は、不動産業者の営業マンを味方につけて物件のオーナーに家賃交渉を委託しやすくなる時期になります。

引越し費用

賃貸物件の契約時、敷金・礼金や業者への仲介手数料、火災保険や鍵交換などのその他費用がかかります。

初期費用は、一般的に「家賃の6か月分」が相場とされています。

また、引越し業者を使う場合はその料金も必要になります。

 

家賃を下げて節約することが目的の引越しなのに、「引越し費用を含めたら実は元の家に住み続けていた方が安かった・・・」というようなことがないように事前にシミュレーションをするようにしましょう。

今の賃貸物件に住み続けた場合の家賃と引越した後の家賃+引越しにかかった費用を比較すれば、どちらが安いか判断することができます。

例えば、今の家賃が6万円、引越し後の家賃が5万円で引越し費用が30万円になる場合、2年間住んだ場合の費用は、

今の賃貸物件に住み続けた場合:6万円×24ヶ月=144万円
安い賃貸物件に住み替えた場合:5万円×24か月+30万円(引越し費用)=150万円

となり、今の賃貸物件に住み続けた場合の方が安くなります。

上記は2年間住んだ場合のシミュレーションなので、年数を3年間に変更すると、

今の賃貸物件に住み続けた場合:6万円×36ヶ月=216万円
安い賃貸物件に住み替えた場合:5万円×36か月+30万円(引越し費用)=210万円

となり、安い賃貸物件に住み替えた場合の方が安くなります。

 

住む期間が長くなるほど家賃の差が響いてくるため、引越しをすべきか否か判断する基準の1つとして、どのくらいの期間住む予定なのかを考えておくことも重要です。

今住んでいる賃貸物件の家賃の交渉をする

家賃を下げるには今よりも家賃が安い家に住み替えるのが簡単ですが、引越しの費用がかかってしまうほか、引越し作業にかかる時間や肉体的なコストもかかります。

今住んでいる賃貸物件の家賃を下げることができれば、引越しにかかる費用がかかることもなく、そのまま今の家に住み続ければ良いだけなので、時間や肉体的なコストもかかりません。

 

家賃の値下げ交渉が上手くいくかどうかは、今住んでいる物件の需要が関わってきます。

築年数が新しい物件や駅近な物件は人気が高く需要があるので、家賃を下げなくても入居者が集まりますが、古い物件や駅から遠くて不便な物件は人気がないので、家賃を下げてでも入居者を集める必要があります。

自分が住んでいる物件の需要がどの程度あるのか、不動産検索サイトで自分の住んでいる地域の物件を検索して比較してみると良いでしょう。

家賃の最終決定をするのは物件のオーナーさんです。
家賃を下げてもらって当然という姿勢ではオーナーさんも気分が悪くなりますし、交渉が成立したなかった時に居心地も悪くなります。
あくまでお願いベースで常識の範囲内で交渉を行うようにしましょう。

▼家賃の値下げ交渉を行うときのポイントはこちら▼

マイホームを購入⇒数年後に売却を繰り替えす

ここまで紹介したのは家賃を下げて賃貸物件に住み続けるという方法でした。

最後に紹介するのは、マイホームとして物件を購入して自分で住みつつ、頃合いを見計らって売却して次の物件を購入して住み替えることで住居費を浮かせる方法です。

この方法は次々に住む家を変えていくことからヤドカリ投資法と呼ばれる不動産投資の投資手法の1つです。

この方法のメリットは次の通りです。

  • 通常の不動産投資と異なり、住居として自分で住むので空室リスクを気にする必要がない
  • 掛け捨ての賃貸の家賃の代わりに物件のローンの支払いに充てるので、自分の資産構築に充てることができる
  • 売却時に物件の価値が購入時よりも上がっていれば売却益を得ることができる
  • 住宅ローン減税などの税制優遇を受けられる

 

売却する時に価値が上がっていれば、家賃を浮かせるどころか、上がった価値の分だけ利益を得ることができます。

また、賃貸物件の家賃と持ち家のローン支払い額が同程度の場合、内装や設備などの物件のグレードは持ち家のが高いのが一般的です。

持ち家の場合でも物件購入時の費用や固定資産税や都市計画税などの支払いがあるため、物件の価値が上がらなかった場合はその差額分費用がかかることになります。

でも、大きく価値が下がることがなければ、結果的に賃貸物件に住み続けて支払う家賃と同程度の費用でグレードの高い家に住むことができることになります。

 

ただし、あくまで不動産投資なので、もちろん物件によっては大きく価値が下がってしまい、購入時よりも低い金額で手放すことになれば、賃貸物件に住み続けるよりも損失が大きくなる可能性もあります。

なので、自分が住むのだから不動産としての価値は関係ないと考えるのではなく、その家の将来的な不動産価値がどのようになるのかを見極める力が必要になります。

 

ヤドカリ投資法に限らず、住宅を購入する時は不動産投資と考えて、不動産として投資する価値がある家なのかを考えることが重要です。

不動産投資の知識をつけることで、他人に家を貸し出して収入を得る投資以外に、自分でマイホームを購入して住む場合にも役立ちます。

不動産投資の知識をつけるために不動産投資の本を読んだり、不動産のセミナーに参加するにはお金がかかりますが、身に着けた知識を活用して家賃分の費用を浮かせたり、不動産の売却益を得られれば簡単にペイすることができます。

なしば
僕も今は賃貸住まいですが、ヤドカリ投資法で家賃を浮かせるために勉強中です。

いくら支払っても自分のものにならない家賃を払い続けることに嫌気がさしている人は、この機会に勉強してヤドカリ投資法にトライしてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

今回は家賃を節約する3つの方法について紹介しました。

ヤドカリ投資法は難易度が高い方法なので、まずはより家賃の安物件への引っ越しを検討してみましょう。

調べる過程で、自分が今住んでいる物件の家賃が周辺相場より高いのが分かった場合は、家賃の交渉をしてみるのもありでしょう。

 

家賃は毎月の出費の大半を占める負担の大きい固定費なので、妥協せずに納得がいくまで検討しましょう。

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