【誰でもできる】FIREの再現性が高い理由
早期リタイアして自由に生きるFIREに憧れるけど、自分も目指して良いのかな?本当に再現性はあるの?

そんな疑問にお答えします。

 

世の中では早期リタイアして自由な生活を送るFIREというムーブメントが流行っています。

でも、「早期リタイアなんてよっぽど収入が高い人や運良く投資で成功した人しか達成できないんじゃない?」と最初から諦めている人も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、お金持ちや収入が高い人の方がFIREを達成しやすいのは事実です。

ですが、FIREは収入に関係なく、誰でも目指す事ができる再現性の高いムーブメントなんです。

当記事では、FIREがなぜ再現性が高いのかについて解説していきます。

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FIREの再現性が高い理由

FIREの再現性が高い理由は次の通りです。

FIREの再現性が高い理由
  • 年収の高さに依存しない
  • 投資の知識は最低限でOK
  • 好きな仕事で稼ぎながら生きるという選択肢もある
  • 様々なタイプのFIRE先駆者がいる

一つずつ解説していきます。

年収の高さに依存しない

ぱんだくん
FIREなんてどうせ年収が高い人だけの特権で、普通の人には関係ないんでしょ?

このように考えている人も多いかと思います。

ですが、冒頭でもお話しした通り、FIREは年収の高さには関係なく、誰でも達成可能なんです。

 

なしば
このグラフを見てください。

出典:ダイヤモンドオンラインHP(https://diamond.jp/articles/-/236816

このグラフは、ダイヤモンド社から出版されている「FIRE 最強の早期リタイア術」の著者・クリスティー・シェンさんがまとめてくれた、リタイアまでにどれくらいの年数がかかるかを表したものです。

なしば
グラフを見て何か気づきませんか?

そう、このグラフには収入についてどこにも記載がないんです。

このグラフでわかるのは、貯蓄率と投資リターンによってリタイアまでの年数が決まるという事です。

貯蓄率は「支出÷収入」で計算されます。

ぱんだくん
なんだ、結局年収が関係するんじゃん・・・

 

こんな風にがっかりされるかもしれません。

確かに、年収が高い人の方がリタイアまでの年数が短くなるのは事実です。

でも、年収は自分でコントロールするのは難しいですが、支出は自分でコントロールすることが可能です。

極端な例ですが、手取り年収が200万円の人でも年間の支出を100万にすることができれば、貯蓄率は50%になるので、15~20年程度でFIREを達成することができます。

なしば
いかに支出を抑えられるかで、どれだけ収入が必要なのかも変わってきます。

 

「貧乏暮らしをするのはイヤだ!」という人は収入を上げる努力をすれば良いですし、「生活が質素になっても良いから早く自由になりたい」という人は支出を下げる努力をすれば良いということですね。

なしば
もちろん収入アップと支出ダウンの両方に取り組むのが一番の近道です。

投資の知識は最低限でOK

FIREを達成するには、文字通り『経済的な自立』を達成する必要があります。

経済的自立とは、仕事をしなくても支出を上回るだけの収入がある状態です。

その収入は、資産を投資信託や不動産投資などで運用することで発生する利益から得ることになります。

 

投資と聞くと、

ぱんだくん
投資なんて難しそうだし、怖いから手を出したくないよ・・・。

こんな風に考えてしまいそうですよね。

確かに、世の中にはたくさんの投資手法があり、投機だったり、そもそも詐欺に近いようなものまであります。

 

FIREの根拠となっている『4パーセントルール』の基となった研究の『トリニティスタディ』では、投資手法として『インデックス投資』が用いられています。

 

インデックス投資は一言で表すと次のよう投資です。

世界中の株や債券の詰め合わせである投資信託のうち、『インデックスファンド』に積み立て投資して長期間保有すること

投資信託は積み立てて寝かせておくだけで、あとはプロに運用してもらうのが基本なので、株や不動産を自分で運用するのに比べて手間がほどんとかかりません。

最初に積み立てる投資信託を選んで投資額を設定しておけば、あとは毎月自動で積み立て購入をしてくれます。

毎月証券口座を確認する必要すらないので、ほったらかしで投資をすることができます。

そのため、インデックス投資がどういうものなのかという最低限の知識以外はほぼ不要なのです。

好きな仕事で稼ぎながら生きるという選択肢もある

とはいえ、完全なFIRE、すべての生活費を資産運用から得られる収入で賄える状態になるまでに時間がかかってしまうのも事実です。

そこでおすすめなのが、サイドFIREという生き方です。

FIREはすべての生活費を金融資産から得られる収入だけで賄える、完全に働かなくても生きていけるような状態です。

一方でサイドFIRE金融資産から得られる収入で足りない分を働いてカバーするという、FIREと労働者のハイブリットのような考え方です。

例えば、年間の支出が300万円であれば、FIREに必要な資産額は7,500万円ですが、半分の150万円分だけ働いて生活費に充てることで、FIREに必要な資産額は半分の3,750万円になります。

ぱんだくん
結局働いてたら意味ないじゃん!

と思われるかもしれません。

ですが、ここで重要なのは、足りない分の生活費を補えれば良いので、ある程度自分の好きな仕事を選ぶことができるということです。

生活費のすべての働いて稼ごうとすると、お金のためにやりたくない仕事でも選ばざるを得ない場合がほとんどでしょう。

でも、資産運用からの収入で足りない分を補えるだけ稼げば良いと思えば、選択できる仕事の幅も広がります。

責任が少なくて時間の自由もきくアルバイトでも良いですし、Youtubeやブログなどの自分の趣味を生かして稼ぐことも夢ではありません。

 

やりたい仕事でお金を稼げるようになれば、結果的にサイドFIRE前よりも収入が増えて、完全なFIREに近づくことができるようになるかもしれません。

完全に経済的に自立できなくても、やりたくもない仕事の毎日から抜け出す方法はあるということです。

まとめ

FIREは、

・支出を削減する
・インデックス投資をする

だけで、達成までの期間の違いはあれど誰でも達成可能で再現性の高いムーブメントです。

世の中には副業をせずに会社員の給料だけでお金を貯めた人や、子持ちで1億円貯めた夫婦、900万円でサイドFIREをした人まで、様々なタイプのFIRE先駆者がいます。

「早期リタイア=お金持ち」という固定観念を捨てて、FIREについてもっと興味を持ってもらえれば幸いです。

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