そんな疑問にお答えします。
6台固定費の一つである光熱費には次のものが該当します。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
光熱費は大きく削ることは難しいですが、工夫次第で1,000円以上節約することができます。
でも、こまめに電気を消したり、ペットボトルをお風呂に入れてお湯の量を減らしたり頑張って節約できるのが数百円~千円くらいだと、継続するモチベーションを保つのは難しいですよね・・・。
そこで当記事では、我慢したりせずストレスのない範囲で光熱費を節約する方法を解説していきます。
目次
光熱費は自動化できる範囲で節約するのがおすすめ
インターネットで光熱費の節約方法を調べて見ると、冷蔵庫の開閉時間を減らしたり、エアコンの温度を調整したり、使っていない家電のコンセントを抜いて待機電力を減らしたりといった方法が紹介されています。
たしかに、紹介されているすべての方法を試せばそれなりの光熱費が節約できるかもしれません。
ですが、そういった方法は多少の労力や我慢が必要になり、少なからずストレスを感じてしまいます。
そうすると、節約を継続するモチベーションを保つのが難しくなってしまいます。
自動化というのは、最初だけ行動すれば後は何もしなくても節約効果が発揮される状態のことです。
ここからは、自動化できる光熱費の節約方法を紹介していきます。
電気代の節約方法
電気代の節約方法はふたつあります。
- 契約内容を変更して基本料金を抑える
- 電力会社を乗り換える
それぞれ解説していきます。
契約内容を変更して基本料金を抑える
電気代は、契約しているアンペア(A)によって固定の金額の基本料金と使用された電気量に応じて計算される従量料金が合計された金額になります。
電気の使用量を抑えるとそれに応じて従量料金部分も安くなりますが、基本料金部分は電気の使用料に関わらず金額は固定です。
そのため、契約するアンペア数の見直しを行うことで、毎月必ず発生する基本料金部分を節約することができます。
アンペア | 料金(税込) |
10A | 286円 |
15A | 429円 |
20A | 572円 |
30A | 858円 |
40A | 1,144円 |
50A | 1,430円 |
60A | 1,716円 |
※東京電力の料金単価 ※2020年12月現在
例えば、現在50Aで契約しているけど、実際にシミュレーションしてみると30Aの契約で十分だった場合は、基本料金が572円安くなります。
自分たちがどれくらいのアンペアで契約すれば良いのかは、東京電力のホームページでシミュレーションすることができます。
現在の契約しているアンペア数を確認し、上記のページでシミュレーションした結果で節約できるか確認してみましょう。
電力会社を乗り換える
2016年4月から電力小売の全面自由化が行われ、電力会社を自分で選ぶことができるようになりました。
電力会社を乗り換えるというと、電線を工事したりとか大掛かりなことを想像してしまいますが、実際は工事の必要はありませんし、手続きもネットだけで簡単に行うことができます。
手続きはめちゃくちゃ簡単で、乗り換え先の会社にネットで申し込みを行うだけでよく、契約中の会社に解約の手続きをする必要もありません。
一度ネットの手続きをするだけで、毎月1,000円以上節約できる場合があります。
電力会社を選ぶときは、例えば楽天でんきであれば楽天ポイントで支払いが出来たりなど、各会社によって電気料金以外のメリットがある場合もあるので、総合的にお得になる会社を選ぶようにしましょう。
ガス代の節約方法
ガス代の節約方法は2つあります。
- 都市ガスの物件を選ぶ
- ガス会社を乗り換える
それぞれ解説していきます。
都市ガスの物件を選ぶ
今後引越す予定がある方は、物件を選ぶときは都市ガスであることを確認するようにしましょう。
ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があり、プロパンガスは都市ガスよりも料金が高くなる傾向があります。
物件によって都市ガスかプロパンガスかは決まっているので、もし希望する物件がプロパンガスの場合は、住居費が1,000~2,000円程度プラスになったつもりで考えると良いでしょう。
ガス会社を乗り換える
2017年4月には都市ガスの自由化も始まり、電力会社と同じように自分で選ぶことができるようになりました。
乗り換えの手続きも電気と同様、ネットで済ませることができ、現在契約している会社の解約手続きも乗り換え先のガス会社にやってもらえます。
最近は電気とガスがセットで安くなるプランを用意している会社も多いので、電気会社の乗り換えタイミングでガスもまとめて変更するのが良いでしょう。
手続きも一度にまとめてできるので、より手間が少なく毎月の支出を抑えることができます。
水道代の節約は自動化が難しい・・・
水道は電気やガスと違い、契約する会社を自由に選ぶことは出来ません。
そのため、節約の自動化が難しく、多少なりとも我慢や労力が必要になってしまいます。
トイレで水を流すときは「小」と「大」をちゃんと使い分けたり、洗濯機の「節約モード」を使用したりなど、ストレスが貯まらない範囲で節約を心がけましょう。
まとめ
6大固定費の中でも光熱費の節約は、効果が地味で、多少なりとも我慢や労力が必要になってしまう場合があり、継続が難しいことが多いです。
でも、契約プランや会社の見直しを一度するだけで、何も我慢せずに毎月2,000円以上も節約できる場合があります。
行動するのが早ければ早いほど節約効果は大きくなるので、この機会に光熱費の見直しを図ってみてはいかがでしょうか。