【悲報】家族持ちでもFIREできるかシミュレーションしてみた結果・・・
FIREに憧れるけど、子どもが2人もいる家族持ちだし、自分にはやっぱり無理なのかな・・・

そんな疑問にお答えします。

 

「FIREしました!」という人のプロフィールを見てみると、やはりというか独身の人が一番多いですよね。

家族持ちだと共働きのパートナーのみのDINKSが多く、子どもがいる家族持ちでFIREを達成された人の情報はまだまだ少ない印象です。

そうなってくると、「家族持ちにはFIREなんて夢のまた夢なのか?」と不安になってきますよね?

なしば
僕も1人の娘がいるし、これからもう1人子どもを作る予定もあるので気持ちはものすごくわかります。

 

そこで当記事では、家族持ちでもFIREは可能なのかを、必要な資産額と期間をシミュレーションして解説します。

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家族持ちでもFIREは可能なのか?

結論から言ってしまうと、家族持ちでもFIREを達成することは十分可能です。

もちろん、独身やDINKSに比べればハードルが高いのは間違いありません。

FIREできる時期は遅くなりますし、毎月の積立金額もそれなりに頑張って捻出する必要があります。

ですが、定年まで働く人と比べれば、5~10年以上早くリタイアすることは十分可能なので、目指す価値はあると思います。

 

また、完全に働くことをやめるフルFIREではなく、足りない生活費の分だけ働いて稼ぐサイドFIREという選択肢もあります。

サイドFIREであれば、必要な資産額を少なくできるので、達成できる時期を前倒しにできます。

 

この後は、実際に家族持ちでフルFIRE・サイドFIREする場合のシミュレーション結果を紹介します。

家族持ちがFIREする場合のシミュレーション

シミュレーションをするにあたっては、下記の前提条件で算出していきます。

前提条件
  • 家族構成:父35歳、母32歳、第一子4歳、第二子1歳
  • 毎月の生活費:33万円(年間396万円)
  • 教育:高校まで公立⇒大学のみ私立(理系学部)
  • 資産運用の利回り:5%
  • シミュレーションは楽天証券の積立かんたんシミュレーションを使用

生活費は実際はライフステージによって変動すると思いますが、計算を簡単にするためにここでは33万円固定で考えます。

教育費は1人あたり総額1,700万円、2人合わせて約3,600万円かかる想定で計算します。

教育費については下記の記事で子供の進路別に紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。

 

FIRE達成に必要な金額は4パーセントルールに基づき、次の計算式で算出します。

FIRE達成に必要な金額 = 年間支出 × 25

4パーセントルールに関する詳しい解説は下記の記事を参考にしてください。

 

注意点として、現在の貯蓄金額は考慮せずに計算しているため、すでにある程度の資産額がある場合はシミュレーションの結果より短い期間でFIRE可能になります。

またライフステージの変化による生活費の変動なども考慮していないので、ざっくりとしたシミュレーションであることをご理解ください。

それでは、実際にシミュレーションしてみましょう。

フルFIREの場合

完全に働くことをやめるフルFIREの場合、資産額は次の通りです。

フルFIREに必要な資産額 = 396万円 × 25 = 9,900万円

これとは別に、2人分の教育費が3,600万円かかるので、総額は下記の通りになります。

教育費込みで必要な資産額 = 9,900万円 + 3,600万円 = 1億3,500万円

1億3,500万円を貯めるまでに必要な毎月の積立金額をFIRE達成までの年数別に見てみると次の通りになります。

FIREまでの年数 毎月の積立金額
10年 86.94万円
15年 50.51万円
20年 32.84万円

理想を言えば、10年後の45歳の時にはリタイアしたいですが、毎月87万円もの金額を投資に回すのは現実的ではないかと思います・・・。

15年後の50歳でリタイアするとしても、毎月50万の積立が必要になるので、やはり難しいでしょう。

20年後の55歳であれば、本業の年収アップ+副業、さらには共働きで頑張れば33万円というのは決して不可能ではない金額です。

これらの結果から、家族持ちがフルFIREを達成する現実的な期間が20年後と言えるでしょう。

 

ただし、20年後には子どもは成人しているので、家庭を巣立っていくことになるでしょう。

そのため、ちょうど20年後のFIRE時点くらいがピークとなって、子どもが自立した後は生活費も下がっていきます。

生活費が下がればFIREに必要な資産額も少なくて済むため、子どもが成人するまでFIREしない場合は、もう少し必要資産額は少なるなるかと思います。

サイドFIREの場合(月10万円稼ぐ場合)

月10万円を働いて稼ぐサイドFIREの場合、必要な資産額は次の通りです。

サイドFIREに必要な資産額 = 276万円 × 25 = 6,900万円

これとは別に、2人分の教育費が3,600万円かかるので、総額は下記の通りになります。

教育費込みで必要な資産額 = 6,900万円 + 3,600万円 = 1億500万円

1億500万円を貯めるまでに必要な毎月の積立金額をFIRE達成までの年数別に見てみると次の通りになります。

FIREまでの年数 毎月の積立金額
10年 67.62万円
15年 39.28万円
20年 25.55万円

10年後の45歳の時にサイドFIREする場合、毎月68万円もの金額を投資に回す必要があるため、まだまだ厳しいですね・・・。

15年後の50歳なら40万円なのでだいぶ現実的になってきましたが、それでもかなり頑張る必要がある数字です。

20年後の55歳を目指すのであれば26万円で済むので、本業を頑張るか、副業に取り組めば十分達成可能な金額だと思います。

 

生活費とは別で固定の3,600万円という教育資金があるため、サイドFIREを目指す場合でもそれなりの期間と積立金額が必要になるという結果になりました。

サイドFIREの場合(月20万円稼ぐ場合)

月20万円を働いて稼ぐサイドFIREの場合、必要な資産額は次の通りです。

サイドFIREに必要な資産額 = 156万円 × 25 = 3,900万円

これとは別に、2人分の教育費が3,600万円かかるので、総額は下記の通りになります。

教育費込みで必要な資産額 = 3,900万円 + 3,600万円 = 7,500万円

7,500万円を貯めるまでに必要な毎月の積立金額をFIRE達成までの年数別に見てみると次の通りになります。

FIREまでの年数 毎月の積立金額
10年 48.30万円
15年 28.06万円
20年 18.25万円

10年後の45歳の時にサイドFIREする場合、毎月48.30万円もの金額を投資に回す必要があるため、少々厳しめです。

15年後の50歳なら28.06万円なので、夫婦共働きで正社員+副業を頑張れば十分達成可能です。

20年後の55歳を目指すのであれば18.25万円で済むので、本業を頑張っていれば、副業をしなくても達成できる金額になります。

 

さすがにサイドFIRE後も20万稼ぐとなれば、毎月の積立金額にも多少の余裕が出てきますね。

ただし、それでも15年後が現実的なので、今すぐにでも仕事を辞めたいという人にはなかなか厳しい現実かもしれません。

まとめ

家族持ちがFIREをする場合のシミュレーションの結果は次の通りです。

シミュレーション結果
  • フルFIREは20年後が現実的だがかなり厳しい
  • サイドFIREで10万円稼ぐ場合も20年後が現実的
  • サイドFIREで20万円稼ぐ場合は15年後も視野に入る

なしば
なんか夢も希望もない結果になってしまいましたね・・・。

ただし、前提条件でも触れている通り、今回のシミュレーションは現在の資産額を考慮せずに行っていますし、子どもは二人が前提です。

そのため、すでにある程度の資産があったり、子どもが一人だけの予定なら、10年、15年のFIREも決して不可能ではないと思います。

また、夫婦で頑張って副業に取り組めば、思わぬヒットで大きく稼げるようになる可能性だってあります。

 

将来年金の受給時期と定年年齢も後ろ倒しになってしまう可能性もあります。

そうなった時のために、少しでも早くリタイアできるように備えておくことは決して無駄な事ではありません。

FIREという夢が叶わなかったとしても、その過程で形成した資産は残ります。

そのお金で定年でリタイアしたあとに優雅な生活を送ったり、子どもや孫のために使ってあげることもできます。

また、いざという時に仕事を辞めても当分困らないお金があるというのは、精神的な安心感をもたらします。

FIREのための努力は決して無駄にはならないので、今回の結果にあまり悲観的にならず、自分達にできることから少しずつ取り組んでみましょう!

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