【50時間で合格】FP3級のおすすめ勉強方法を紹介
FP3級の資格を取りたいけど、どうやって勉強すれば良いのかわからない・・・。おすすめの勉強方法を教えてほしい。

そんな疑問にお答えします。

 

FP(ファイナンシャル・プランナー)試験は、年金や保険、投資などの「お金の悩み」に応える専門家としての知識を問う試験です。

FP3級はFP試験の中でも初級にあたるレベルですが、FP3級の知識は自分の私生活に活かしたり、家族や友人の相談に乗るくらいであれば十分可能になります。

 

そんなFP3級ですが、一から勉強しようと思っても、何をどうやって勉強すれば良いのか悩んでしまいますよね。

そこで当記事では、僕が実際に50時間の勉強時間で合格したFP3級の勉強方法について解説していきたいと思います。

なしば
僕も多少インデックス投資の本を読んでいたくらいで、ほぼゼロスタートから50時間で合格できました。
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FP3級試験の種類について

FP試験は「一般社団法人 金融財政事情研究会(金財)」「NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)」の2団体で実施されています。

試験は午前の学科試験と午後の実技試験に分けて実施されますが、午後の実技試験の内容が2つの団体で内容が異なります。(学科試験は共通)

学科試験

出題形式 マークシート形式
○×式30問、三答択一式30問の合計60問
試験時間 120分
合格基準 60点満点で36点以上 ※6割以上の正答

実技試験

  日本FP協会 金財
出題形式 事例形式5題 マークシート形式
○×式30問、三答択一式30問の合計60問
出題科目 下記のうちから1つ選択
・個人資産相談業務
・保険顧客資産相談業務
資産設計提案業務
試験時間 60分 60分
合格基準 50点満点で30点以上 ※6割以上の正答 100点満点で60点以上 ※6割以上の正答

金財の実技試験は日本FP協会の試験と比べて若干難易度が高く、例年の合格率も低い傾向があります。

そのため、少しでも合格率を上げた人は日本FP協会の試験を受験することをおすすめします。

なしば
僕も日本FP協会の方を受験しました。

おすすめの参考書

何を使って勉強するかですが、僕がおすすめするのはTAC出版の「みんな欲しかった!FP3級の教科書」です。





この参考書は教科書と問題集が対になっており、「参考書で学習する」⇒「学習した章の問題を解く」という流れを繰り返すことで記憶に定着させることができます。

また、問題集に掲載されている問題は過去の試験で出題された問題の抜粋となっており、その問題が数字までそのまま出てくることもあります。

なしば
僕が受験したときも何問かそのまま出題されていました。

おすすめの勉強方法

僕が50時間の勉強で試験に合格した勉強方法を紹介します。

50時間で合格できる勉強方法
  1. 「教科書を読む」⇒「問題集で該当箇所の問題を解く」
  2. 2週目以降は問題集を解きながら間違えた箇所を繰り返す
  3. 試験直前は数字系を覚えることに集中する

①「教科書を読む」⇒「問題集で該当箇所の問題を解く」

1週目は「教科書を読む」⇒「問題集で該当箇所の問題を解く」を繰り返しながら教科書を最後まで読みましょう。

その時のコツですが、細かい数字を覚えるのは後回しにしましょう。

FP3級試験では、年金を貰える年齢や金額、年数といった覚えるべき数字がたくさん出てきます。

最初にこの数字を全部覚えようとしても、問題集の最後の方に行くまでにたくさんの数字が出てくるので、最初に覚えた数字は忘れてしまいます。

そのため、1週目は数字を覚える優先度は低めにして、言葉や制度の内容を頭に入れることを優先的にやりましょう。

②2週目以降は問題集を解きながら間違えた箇所を繰り返す

教科書を最後まで読み終わったら、今度は問題集をベースに「問題を解く」⇒「間違えた箇所を教科書で再確認する」を繰り返しながら問題集の最後まで解きましょう。

その時のコツですが、問題集を解くときはノートや付箋などに間違えた問題や正解だったけど不安な問題の番号をメモしておきます。

そして問題集を最後まで解き終わったら、問題集の最初から同じ手順を繰り返します。

繰り返す際は、メモしておいた箇所のみを解くようにしましょう。

そうすることで、正解済みで特に不安もない問題を再度解く時間を短縮することができ、正しく覚えられていない問題に集中することができます。

特に数字系は教科書を読んでいるだけで覚えるのは難しく、問題を間違えながら繰り返し解いていくことで記憶に定着させることができるようになります。

トライアル&エラーを繰り返しながら、少しづつ不正解を減らしていきましょう。

③試験直前は数字系を覚えることに集中する

言葉や制度の内容は、問題集を繰り返し解くことで割と簡単に記憶に定着させることができます。

問題はやはり数字系で、いろんな制度で似たような数字が出てくるため、どうしても他の制度の数字と混同してしまうことが多くなります。

そのため、試験直前に数字系を覚える時間に充てられるように、言葉や制度の内容などは先に覚えておくようにしましょう。

問題集を繰り返し解きながら不正解を減らしていくと、最後に残るのは細かい数字の間違いがほとんどになるかと思います。

そういう問題を試験直前の期間で学習して、試験終了までの間まで覚えていられるようにするのがおすすめです。

まとめ

今回紹介したテキストや勉強方法であれば、50時間程度の勉強時間を確保できればFP3級の試験は合格できるかと思います。

ですが、FP3級受験の目的は、試験に合格することではなく、知識を普段の生活で活用できるようにすることという人がほとんどかと思います。

試験までの間だけ覚えていられるようにすれば良いと一夜漬けで勉強するのではなく、毎日1~2時間でも良いのでコツコツと勉強しながら使える知識として記憶に定着させていくことをおすすめします。

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