そんな疑問にお答えします。
支出を下げることは、次のようなタブルの効果があります。
②FIREに必要な資産額を少なくする
そのため、支出を下げるのはFIREを達成を目指す上で最も重要なポイントになります。
とはいえ、
という人も多いんじゃないかと思います。
そこで当記事では、支出を減らすための方法についてまとめていきたいと思います。
目次
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支出の種類と優先順位
支出は大きく分けて次の2種類あります。
- 固定費:日々の行動や選択に関係なく、定期的に一定額がかかる費用(住居費、通信費、保険料など)
- 変動費:日々の行動や選択に応じて変動する費用(食費、水道光熱費、交際費など)
どちらの支出も改善するのが最善ですが、まずは固定費の削減から取り組みましょう。
固定費は一度改善してしまえば、それ以降は何もしなくてもずっと改善した効果が続くので、手間やストレスが少なく支出を下げることができます。
変動費の節約は、食費の節約のために外食を我慢したり、電気をこまめに消したりといったように、常に意識的に行動をする必要があるため、手間もかかるしストレスにもつながります。
そのため、優先順位は「固定費⇒変動費」として、固定費の改善でやることがなくなってから変動費の改善に取り組むと良いでしょう。
固定費の削減
一般的な家庭の主な固定費は次の通りです。
- 住居費
- 光熱費
- 通信費
- 車両費
- 保険料
上記の固定費を改善することで、毎月10万円以上の支出を削減できる可能性があります。
住居費
住居費は家計で最も大きな支出です。
住居費は元価格が大きい分、削減したときの効果も大きく、工夫次第で家賃を0円にすることも可能です。
0円にするのは不動産投資の知識がないと難しいですが、月1万円程度の削減はそれほど難しくありません。
賃貸住まいの人は、まずは今住んでいる部屋の家賃を下げられないか交渉する余地はないか検討してみましょう。
家賃の交渉が難しい場合は、もっと家賃が安い物件への引っ越しも検討してみましょう。
また、実家暮らしの人は家族との関係が良好であれば、必要がない限りはそのまま実家で一緒に住ませてもらうことをおすすめします。
光熱費
光熱費は大きく削減することは難しいですが、工夫次第で1,000円以上節約することができます。
ただし、こまめに電気を消したりする節約は労力や我慢が必要になり、少なからずストレスを感じてしまいます。
そのため、光熱費の節約は自動化できる範囲内で行うことが、ストレスもなく継続して成果が出るのでおすすめです。
まずは基本料金部分を削減するために、電気やガスのプランや契約する会社を見直すところから始めてみましょう。
通信費
インターネットが必須の現代社会ではどうしてもかかってしまう通信費ですが、工夫次第で毎月8,000円以上節約することができます。
特に格安SIMはほとんど使い勝手は変わらず、大手キャリアの通常プランと比べて5,000円以上も安くなる場合があります。
手続きも思っていたよりも難しくなく、プラン内容も単純でわかりやすいため、思い切って乗り換えてみましょう。
車両費
車は持っているだけで税金や保険料、駐車場代など様々な維持費が必要になり、本体代も含めるとひと月当たり約6万6000円もの支出になります。
毎日載っている人はともかく、週に1~2回載っている程度の人であれば、一度車を持たない生活を始めてみれば、意外とそこまで不便ではないと感じるかもしれません。
車を持たなくても生活できる場所にお住まいの人は、買い替えの前に本当に必要かどうか一度考えてみましょう。
お試しでも良いので、しばらく車を持たないで生活してみてはいかがでしょうか。
保険料
社会人になった時に勧められるがままに内容もよくわからない保険に入って、毎月保険料を払い続けている人もいるんじゃないかと思います。
保険は、めったに起こらないけど起きたら莫大なお金がかかるものに対して効果があります。
逆に言えば、これから起こるとわかっていることには、現金や別の方法で資産を形成して備えるべきです。
また、公的保険の社会保障は想像しているよりも手厚く、大抵の事態には資産と公的保険で対応することができてしまいます。
今自分が加入している保険が本当に必要なものなのか、過剰な保障の契約になっていないかを今一度見直してみましょう。
変動費
変動費の節約は、固定費の削減を一通り終えた後に実施しましょう。
光熱費のところでも触れましたが、変動費の節約は労力や我慢が必要になり、少なからずストレスを感じてしまいます。
そのため、変動費の節約は自分が楽しめたり、労力を感じない程度の範囲で取り組むことをおすすめします。
ふるさと納税
変動費の節約で特におすすめなのが、ふるさと納税です。
ふるさと納税は、簡単に言えば実質2,000円の自己負担で寄付した自治体からお肉やお米などの豪華な返礼品がもらえる制度です。
返礼品にはお米やお肉など、自炊に欠かせない食材も用意されていますし、カニや高級なお肉など、贅沢品もあります。
食費の削減のために利用するも良し、ここぞという時の贅沢に利用するも良しなので、「やらない方が損」レベルでお得な制度です。
手続きが面倒に感じるかもしれませんが、やり方がわかれば大したことない作業なので、制度が続く限り必ず利用しましょう!
飲食費
様々な飲食費の節約方法をまとめています。
その他の支出
節約テクニック
節約を楽しんで取り組むための心構えやテクニックもまとめています。
まとめ
支出を下げることは次の2つの効果があり、FIREを達成を目指す上で最も重要なポイントになります。
②FIREに必要な資産額を少なくする
まずは固定費の削減から取り組み、変動費は自分がストレスを感じず楽しめる範囲で取り組むことをおすすめします。